2016-05-11
kaworu blog / 『2016.5.11 カヲルニッキ』
もう10数年前の記憶。
この季節がくるといつも思い出す。
山小屋のアルバイトを終えて、久しぶりの下界。
その入り口、
いつもまず目に飛び込んでくるのは黄金色の山吹。
電車の窓から間近、強風にあおられてもなんでもないように咲き乱れている花花の、
あふれる生命力と生きぬくしなやかさが本当にまぶしかった。
雪深い里山の春にふさわしい咲きかただった。
あれからいろんな土地で山吹に出会うけど、あの山吹はいない。
最近よく会うのは、黄金色よりやさしく、風より光を感じる山吹。
八重咲きもふえてきたような気がする。
タグ: kaworu blog, カヲルニッキ
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