2005年02月18日
2005.2.17
コーヒーをガブガブ飲みたくなった。
今日は何だか興奮している。
正午にはまだ早い、時計の11時から11時59分までは何というの?朝なの?お昼なの?
私は、その時間帯がわりと好きだ。
時計を見て、その間の時間だったら、「よしっ」て思う。
朝の夕暮れ時だから?
私は夕暮れ時も好きだ。
だけど、夕暮れ時は季節で移り変わる。だから時間で断定はできないんだ。
朝の夕暮れは変わらない。
今日はこの冬(と自分が認識して)初めて素足にヒザ丈のスカートで
いろんな道をクッキーと闊歩した。
風は微々として穏やか。
空は空色の薄っぺらで、この風でもペランと飛んでってしまいそう。
空が飛んでったら、何がある?
私がもっと幼かったら、きっと夜があるって思ったかもしれない。
だけど、私はもう幼くない。そうじゃないことを知ってるんだ。
では再び、「空が飛んでいったら何がある?」
ふふふ、
空はね、よく子猫が高い所からそうするように、それはもう本当に
巧みにくるんと回転してまた空になるんだ。
まんまるお空だうっふっふっ
道を歩くのに目的のないのは気分がいい。散歩するのとも違う。
林のような道を抜けると出口あたりに1本、八重の白い玉椿があった。
見上げていたらトポンって落ちた。
それをクッキーがくわえて、その瞬間がスローモーションのように頭から離れない。
そのあと、クッキーがくわえたまま首を振ったら、その八重の花びらがボサボサとやわらかに散った。
それは、クッキーのちょっとした悪だくみの手品みたいで、
クッキーがあはははと笑ってるみたいで、
私だけ一人が知らされていなかった出来事みたいで・・・。
スローモーションは私の頭の中でリピートしていて、
私はそろそろ目が回りそう。
今日はもう帰ろう。
帰ってコーヒーガブガブ飲もう。
- by
- at 14:22
comments