2007年10月28日

2007.10.27

大きな虹と出会った。


灰色の空に、ピカリと光る虹だ。


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なぜかその時、自分以外のすべては止まり、
この虹と出会っているのは、わたしより他にはないと感じた。
あるいは、みんなには、見えていないようだった。

あまりの大きさに、世界は果てしないと思った。

微々刻々と薄らいで、その儚さが愛しかった。

それほど儚いのに、風に飛ばされないのが神聖に感じた。
だからわたしは、追いかけずに祈っていた。


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わたしはいつか、
手持ちカメラで虹を撮りたい。

2007年10月15日

2007.10.15

 ある空の記憶


コギト エルゴ スム !
コギト エルゴ スム !
コギト エルゴ スム !
コギト エルゴ スム !
コギト エルゴ スム !
コギト エルゴ スム !
コギト エルゴ スム !
コギト エルゴ スム !
コギト エルゴ スム !
コギト エルゴ スム !
コギト エルゴ スム !
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2007年10月12日

2007.10.12

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公園に
桜が咲いている。


返り花の多い年は大雪になる。


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2007年10月11日

2007.10.10

ここに
コーヒーカップいっぱいの海がある。

猫舌を気にして、
ふーふーしてたら海だった。


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昼下がり、
思い切って、飛び込んだ。


空が眩しすぎたんだ。

そしたら、雲が青醒めて、
空はますます蒼かった。


いっぱいの海は波浪警報。

スプーン色した波が、
ざわざわ、水面を揺らしている。


ざわざわ、ざわざわ、
それは果てしなく広がって、
もうわたしの心も
海底でキラキラしています。


空はいよいよ眩しくて、
瞼に涙がにじんできます。


かなしみじゃない

あいのいろ

2007.10.9

ひとりぼっちの木の実が
雨に濡れて、
やさしい手を待っている。



ランプの灯で、
誰かが手紙を書いている。


いくつもの風景が
きらめきさわぎ、
私はまもなく出発する。


そうやって
(ちっとも変わらずに待ち続けている…)
また夢にかえっていく。

夜もコスモスは咲いている?
まだ雨が降っている?

またひとつだけ寒くなる。

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