2007年10月28日
2007.10.27
大きな虹と出会った。
灰色の空に、ピカリと光る虹だ。
なぜかその時、自分以外のすべては止まり、
この虹と出会っているのは、わたしより他にはないと感じた。
あるいは、みんなには、見えていないようだった。
あまりの大きさに、世界は果てしないと思った。
微々刻々と薄らいで、その儚さが愛しかった。
それほど儚いのに、風に飛ばされないのが神聖に感じた。
だからわたしは、追いかけずに祈っていた。
わたしはいつか、
手持ちカメラで虹を撮りたい。
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