2007年08月24日

2007.8.24

ひぐらしが鳴く頃、

ああ、ヒマワリの写真が撮りたかった、と思う。

それは、桜の時ほど切羽詰まったものでなく、
ただ、来年を待つにはまだ遠く…、
ああ、だけど、
わたしの好きなヒマワリは、どこに咲いているのだろうと、
なんとなく漠と想いを馳せる。


最近は、道すがら、いろんな種類のヒマワリと出会う。

花の大きさ、八重咲、背丈の大小、葉と花の色…
同系種を区分するのが困難なほど、それらは繊細に違っている。

いろいろ目移りするが、わたしはやはり、絵に描いたような向日葵が好きだ。

葉色は断然、健康的な緑。

ヒマワリが太陽とともに回転すると聞いた時、
なんともいえず、わくわくした。
その日以来、ヒマワリには、空と雲と太陽がついてきた。


ヒマワリの原種は、たしか、アメリカ大陸だ。

コロンブスが、大陸を発見した時、
ひまわりが咲き乱れているのを想像する。

その強烈な印象が、全世界に飛び火して、
ひまわりが世界に普及した、…ような気がしてくる。

今見ている向日葵は、コロンブスの潜在意識だ。


この刺激的な花が、日本に根付いたのは、少し意外な気もするが、
この豪奢な存在感はいうまでもない。


ヒマワリ浪漫

そう、そして、
わたしの会いたい向日葵は…

…夢のようなウクライナのひまわり畑

…ゴッホを釘付けにしたあの時の花たち

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