2005年10月05日
2005.10.5
実は私には、クッキーに付着したダニや蚤を見つけたら、
一匹残らず殺さないと気が済まないというような残忍なところがある。
それは小学の時に芽生えた。始めは愛犬愛猫に寄生する害虫駆除が目的だった。
今ももちろん、その要素は重要である。ならば、…と考える。
散歩の後、毎日の習慣となってるダニ探し、
いないとほっとするのとはちょっと感覚が違う…、恐らく落胆。
せめて一匹は付いていないとつまんない。
つまんないというよりも「いない」という事実をなかなか認識出来ないのである。
出来ないのだからいつまでも探す。けれど、いないものはいないのだ。
最近は便利な薬が出来て、その薬をクッキーの首筋に適量足らせば
1ヶ月は虫が寄って来ないのだ。だから昨日は興奮した。
薬の効果がなくなっていたクッキーにダニが大量に付着したのだ。
朝露に濡れた草原の道、露に紛れて、あんなにダニ達が潜んでいたなんて!
取っても採ってもとりきれない。
あれは些かぞっとする光景ではあったけれども、私は久しぶりに夢中になった。
小学時代以来の大漁である。
一通り夢中になって、それらに対するいつもの儀式を済ませたら、
私は腰が曲がったまま、夜まで真っ直ぐに延びなくなってた。
それだけです…
クッキーには、また新たに薬を適量足らしてその殊を終了したのでした。
今朝の散歩は、水たまりを駆けて、雨の合間を走り抜きました。
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- at 16:56
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