2006年05月04日

2006.5.4

あの日、眠れなかった夜に届いた手紙

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「少しずつ薄い皮を脱ぎすてようとする少年
世の中の重圧を背負ったように明るく振る舞う少女
羽がないことに嘆いたり圧倒されてはいけない
いつかきっと彼女が真実だとわかるときがくる
彼女は何でも知っている
あの日の合唱が聞こえてくる
いつかの夕方
遠くから一人で眺めてた、みんな嘘つきだと思った
彼女は優しく笑う
死んだ人は光になるんだよって教えてくれた
彼女は全てを知っている、
それから華麗にダンスを踊る
今、少年はこれからを生きるために新しくシューズを履きかえる

今日も君をそばに置いて眠りにつくよ。」

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エスターシャ!
ガラスの中の白い小鳥。
左の靴下がすぐ下がる。
ゆりかごの唄をカナリアが謳うよ。

アムール?
妖精は、媚薬に睡眠とあたたかい夢を約束した。
遠くで誰かの呼ぶ声が聞こえる。

眠れぬ夜に読み返す。

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